Torico-lore

稚野鳥子のお仕事、お買い物、インテリアやDollyとSyrupのこと、そしてアンティークショップ「Torico-lore」について...日々の徒然日記。

カテゴリ:仕事 > モノローグ

その道を行けば
辿り着けると 思っていた

私の本当の居場所に


ただのコンクリートの道が
きらきらして見えたの

笑うかもしれないけど
本当なの


ドロシーが
黄色いレンガの道を 目指したように


私には

唯一の道に思えた 


あの日  あの日  あの日...



白い鳩はいない......


いなくなってしまった



 *「家族スイッチ」第17話 

ーー私は弱い

どんな事情が有っても

距離が有っても

大丈夫と思っていた 


だけど

一番そばにいてもらいたい時


あの人はそばにいない



それは今までも何度も有って

これからは違うとは思えなかった




私はそばにある手を取りたい


私は一人では生きていけない



いつも不安で押し潰されそうだった...





私は

ばかな 弱い人間なのだ 





*「クローバー」第62話〜大切な夜〜




えーと私の作品には必ずと言って
良い程天の声のようなモノローグが入ってまして(・_・)

それは主人公のモノローグだったり
第三者のモノローグだったり
どこからか降ってくる
天の声(?)だったりするんですが

それが出てくるともうネームOK(゚∀゚)!みたいな気分になれる
救いの文章だったりします(私にとって)

それはその回のテーマだったり作品全体を表していたり
色々なんですが、
それが何ですか?みたい聞かれても困るコンテンツで。

その文章が有ることでふわっと読者さんの心に残る漫画であれ!
みたいな意味合いで入れています。

漫画家生活今年で26年ですが
そんなモノローグを作者自ら拾い上げて
こちらで少しづつ紹介できたらな〜と思います(・∀・)


 

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